先週の松山英樹のThe Masters制覇の余韻にまだ浸っている感じの週末です。
初メジャー制覇、しかもマスターズ制覇は日本ゴルフ界にとって、素晴らしい追い風になりますね。当日は株式市場でもゴルフ関連株が高騰したようです。特にスリクソンブランドは人気になりそう。松山が使用しているZX5ドライバーは試打しましたが、海外ブランドに負けないいいクラブでした。私はボールはスリクソンZ Starを愛用しています。コロナ禍の中、この追い風をどう日本ゴルフ市場が生かすかがポイントですね。
今回は松山の最終日のプレーをフィードバック。3つのホールでのポイントを画像とともに見てみたいと思います。
まずは、1番ボギースタートの後の2番のティーショット。ここは相当プレッシャーがかかったはずですが、全く問題にせずナイスショット。このホールをバーディとして平常心へ戻したあたりは流石でした。
ハーフターンの時点では5打差でしたが、ここからがマスターズ、オーガスタの難しいところ。同組のシャウフレが4連続バーディで追い上げてきたのをプレッシャーに感じたのか、15番の第二打で2オン狙いでのグリーンオーバーで池ポチャ。流れが悪くなってきましたが、なんとかボギーで切り抜けました。この後、16番でシャウフレが池を落として自滅したあたりは、松山がここでしっかりボギーでおさえたのが効いたと思います。
そして2打差でむかえた最終18番のティーショット。ここもかなりプレッシャーがかかるティーショットだったはずですが、ナイスショット。2打目は流石にプレッシャーがあったのか右へ外してバンカーへ。ただその後は落ち着いてボギーでホールアウト。
結果としては-10で一打差での優勝でしたが、内容は4日間通じて、松山の圧勝でした。松山が残りのメジャー大会でも優勝すればさらに日本のゴルフ熱は過熱するでしょう。女子プロゴルフに押され気味の男子ですが、松山が勝ったことで盛り上がって欲しいところです。
松山の最終日のプレイは下記で全て観ることができます。 https://www.masters.com/en_US/watch/2021-04-11/1618186930788.html